山のガイドも務めている著者による、山岳ガイドとその場所での撮影ポイント、機材選びや写真の仕上げ方までが一つになった総合的な山写真の書籍となっている。また、作例に使われている同氏の写真も素晴らしくそれだけでも見る価値があるだろう。
内容も272ページととても濃い内容となっておりぜひ手元に置いておきたい一冊だ。
まず最初に著者の中西 俊明氏のプロフィールをご紹介しよう。
中西 俊明(Toshiaki Nakanishi)
千葉県生まれ。写真家。芝浦工大卒。自然が豊富な山々に目を向け、山岳風景の撮影を始める。北岳を中心とした南アルプス北部、白馬岳を中心とした後立山連峰、上高地、房総など幅広い山域を撮影対象とし、厳しい環境に分布する山のお花畑や悠々と連なる山稜に興味を抱き、撮影に取り組む。季節が移ろう瞬間を鋭く表現することが得意。1980年『山と渓谷』の表紙を一年間担当。雑誌等での執筆・写真提供をはじめ、近年は登山ガイドブック執筆、デジタル一眼レフの講演や撮影会の講師、千葉市ほかの中高年登山の講師、テレビ出演などでも活躍中。写真集『上高地』(平凡社)ほか、アルペンガイド9『白馬・後立山連峰』、同10『南アルプス』(以上、山と渓谷社)、写真撮影技術書など、著書は多い。(以上著書プロフィールより抜粋)
その他ではカメラ系雑誌などでも山岳写真の記事などではよくお見かけしますし、写真関連のイベントでもSILKYPIXのブースのご出演いただいた事もあります。その時にも撮影から現像までを丁寧に解りやすく解説いただきました。
ここで少々内容などをご紹介
Capter1:作例で理解!四季の山岳風景
・作例
・ロケーションやシチュエーション(季節・時間など)の解説
・構図の決め方
・光の選び方
・レンズの選び方
・露出の決め方
などを解説。
Capter2:撮影の基本テクニック
構図、露出、光の使い方、シャープなピントとボケ味の活かし方など、撮影テクニックを紹介。
Capter3:カメラとレンズの選び方
目的・キャリア別に機材の選び方をアドバイス。
それぞれの特徴や技術解説なども。
Capter4:デジタルカメラの使い方
カメラの設定例や三脚・アクセサリーの選び方、フィルターワークなど。
Capter5:レタッチ&プリントワーク
RAW現像・フォトレタッチ。
モニター・プリンター選び。
Capter6:山行プランニング
登山の基本や撮影計画
装備の紹介
とても充実した内容となっている。
■関連記事
山と渓谷社
http://www.yamakei.co.jp/
山と渓谷社書籍案内(山岳写真大全)
http://www.yamakei.co.jp/products/detail.php?id=140180
市川ソフトラボラトリー
http://www.isl.co.jp/
SILKYPIX
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/
ダウンロードページ
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/download/
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