答えは続きを見るから。
ご覧の通り無彩色の部分が少ない写真なのでクリーム色の部分に若干色の違いが確認できるものの色かぶりが解りにくいですね。
この写真は白い背景で撮影されたものの切り抜きなので全体を見てみましょう。
さすがにこの状態だと背景の色を見ればどの位色かぶりしているかが解りやすいですね。
この例では左上が一番ニュートラルなホワイトバランスでしょうか。
こんな感じで最初の例のように画面の中に無彩色が少ない場合は意外と色かぶりしている事に気づかない事が結構あります。マクロ撮影などでは結構ありがちなシーンですね。
ホワイトバランスが意図しない方向にずれていると、くすんだ色に見えたり、発色が悪く見えることがあります。
画面の中に無彩色が少ない被写体におけるホワイトバランス対策としては、
- グレーのカードなどを写し込んだカットを一枚撮り、グレーバランスツールなどを使い、そこでホワイトバランスを合わせる。
- SILKYPIXのAWBを試してみる。
などがあります。
もう一つこの結果で言える事は、
逆に無彩色が多い被写体の場合にはホワイトバランスのズレが解りやすいので、意図しない方向にずれているととても気になると言う事です。
いずれにしてもRAW現像では細かく調整できますので納得のいく色合いに調整していただきたいと思います。
▼SILKYPIXについて
SILKYPIXは様々なカメラのRAWデータに対応した純国産のRAW現像ソフト。
色の再現性、高い解像度、優れたノイズリダクションなど、日本人好みの画質で定評がある。
開発・販売は株式会社市川ソフトラボラトリーが行っている。
市川ソフトラボラトリー
http://www.isl.co.jp/
SILKYPIX
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/
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